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風邪をひくようなもの [Voice of My Heart]

よく言います、「うつは心が風邪をひくようなもの」と。

でも、これってよく考えると2つの解釈があると思いませんか?

1:うつは風邪みたいなもので簡単に治る病気

2:うつは誰もが風邪をひく可能性があるように、うつも誰でもかかる可能性がある


1と2では大きく解釈が変わってきますよね。

私の母は、うつに関して1の解釈をしていて、私によく言います。
「うつは心の風邪っていうから、必ず治るから」と。

だけど、うつになったことがある人なら誰でも解ると思うのですが、
うつは風邪なんて呼べるほど、そんな生易しい病気ではない。
風邪は肺炎にでもならない限り、生命は脅かしません。
でも、うつは生命を脅かします。
人に元来備わっている生きることに必要な欲という欲をすべてそぎ落とします。
食欲、睡眠欲、性欲、etc...
生きたいという気持ちが限りなく低くなり、死にたい気持ちと日々戦ったり、
死までは考えないでも、自暴自棄になったり、自分の存在が不確かなものになったり。

これは風邪とはいえないですよね。

だから「うつは心の風邪」といい始めた人は、当然だけど2の意味で言っていて、1ではないのだろうけど。

でも世の中的にはどうなんだろう・・・やっぱり1の解釈をしている人がたくさんいるんじゃないかなぁ。
うつに対する理解が浸透しないのは、1の解釈をしている人が多いから、
「うつはなまけ病」的な捕らえ方、理解しかしない人が多いのではないかなぁ。

他にうつを形容するいい言い方はないかなぁ、とふと思いました。
うつは風邪とイコールな病気では決してないから。

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コメント 3

ゆかち

ゆゆゆさん、こんばんは。
「うつは心の風邪」たしかによくいいますよね。私自身は、2の解釈しかしたことがなかったので、1の解釈を読んで、そんな解釈もあるのか…と、驚いてしまいました。ううむ。確かに、何かもっといい言い方があるといいですよね。
心の病気の苦しさをもっとみんなに知ってほしいし、心の病気に対する無理解を無くしていきたいですよね。
私は実は、心の病気は今回が初めてではなくて、14歳の時に「強迫神経症(今は強迫性障害と言うんでしたっけ)」になり、良くなったり悪くなったりしながら、治るまで5年かかりました。発症のきっかけは別にあったのですが、根本的な原因は家族関係の歪みにありました。母に「おまえの精神力が弱いから病気になった」と責められたり、姉のニキビの治療には「女の子が、かわいそう」と言って金に糸目をつけないのに、私の心の病気には「もったいない」と言って治療費を出し渋られたりして、とても辛かった思い出があります。
ある時、病気があまりに辛くて、母の前で泣きじゃくりながら「もう死んだ方がましかと思ってしまう。車が通る度にあの車が私をひいてくれたらいいのに、と思ってしまって辛い。」と言ったら「電車にだけは飛び込まないでね。お金がかかるから。」とだけ言われ、それ以降、長い間、母に心を閉ざしたままでした。絶望の中で私を救ってくれたのは、友人と医師、カウンセラー、そして前にゆゆゆさんの「うつに効く曲【1】」でコメントさせていただいた矢野顕子さんの歌でした。
えっと、ごめんなさい、つい、自分のことを長々と書いてしまいました…。
ケガをして血を流していたら、周囲の人は心配し、手当てをしてくれる。「痛そう」と思ってくれる。でも、心の病気は。心が血を流していても、周囲の人には、その血が見えない、もしくは見えにくい。
心の病気に対する偏見や無理解を無くしていきたいと、本当に思います。


by ゆかち (2008-06-23 22:46) 

ゆゆゆ

>ゆかちさん
頂いたコメント、簡潔に書いて頂いていますが、ここまで簡潔にするのにどれだけの自分と向き合う時間や苦しみを乗り越え、受け入れるべき厳しい現実を受け入れられてきたのか、文章から痛い程感じ取れました。
心に開いている傷口が、血を流しているその様が、理解できる人が増えていったらいいですよね。
by ゆゆゆ (2008-06-23 23:49) 

ラン

風邪をすぐに治るものと考えている人で、1のような考え方をする人もいるのでしょうか・・・
風邪というものは、ほんとにややこしいものなのに。
軽視してたら、感冒症状がもっとひどくなり、時には点滴、入院、絶食、・・・なんてことも多々ありなのにって、そう思いますが、
そういう怖さを知らないのでしょうね。。。
こういった疾患を身近に考えていこうという想いがこめられてたのでしょうが、やっぱり着眼点が違うと、本来の意味とは違った解釈がなされますね・・・。
by ラン (2008-07-13 22:50) 

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